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藁(わら)で占い! 京都・わら天神宮で御朱印

京都 わら天神

こんにちは。京都にて、檜の御朱印帳やオリジナルの御朱印帳、当社が考案した「ご祈願帳」、御朱印帳バンドやしおりなどの和雑貨を制作している「工房沙彩」です。

ご来店いただき、ありがとうございます。

わら天神 御朱印 西大路

「西大路七福社ご利益めぐり」1番目の紹介は、「わら天神」の名で親しまれる敷地神社(しきちじんじゃ)です。

ご利益は「安産、子授け、縁結び」。

恥ずかしながら京都人の私は「敷地神社」という正式名称を、 最近まで知りませんでした。

今回いただいたものにも「わら天神宮」と記されていますし、なによりバス停の名前が「わら天神前」だったので…

もともと「天神宮」と称しておられたそうで、後に安産のお守りとして「稲わら」を授与するようになったため、その珍しさから「わら天神宮」と呼ばれるようになったそうです。

その藁(わら)に、節があれば男児、節がなければ女児が誕生するという 伝承もあります。

ただ生まれる前に、その藁を見てはいけないそうです…

生まれる前に知りたいのに… (笑)

京都 わら天神

ご祭神は、 「木花開耶姫(コノハナノサクヤビメ)命(のみこと)」

「天照(アマテラス)大御神(おおみかみ)」の孫で、地上の統治を任された「邇邇芸(ニニギ)命(のみこと)」が一目ぼれされた神様です。

ただ、古事記にはこんな神話が…

コノハナノサクヤビメが、身ごもったことをニニギに伝えた時、

一夜しか共に過ごしていなかったため、ニニギは自分の子供かを疑います。

すると「あなたの子なら、火の中でも生まれるでしょう」と、 産屋に火を放ち、炎の中で三柱の御子を産んだのです。

この神話が、安産の神様と祀られる所以でしょうね。

「桜の花が咲くようだ」と形容されるほどの美神でありながら、 この毅然とした態度! スカッとしますね。

御祈願帳とご朱印

工房沙彩では、安産祈願のためのご祈願帳を販売しております。

母親の安全と新しい命との出会いを願った麻の葉柄の表紙です。

よろしければ、ショップで確認してみてくださいね。

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