お参りすると全国の神さまに会える!? 京都・吉田神社(よしだじんじゃ)で御朱印
京都・吉田神社(よしだじんじゃ)は、京都大学を見下ろす霊域・吉田山(古来「神楽岡(かぐらおか)と呼ばれているそうです)に鎮座する神社です。
こんにちは。京都にて、檜(ひのき)の木製御朱印帳やオリジナルの御朱印帳、当社が考案した「ご祈願帳」、御朱印帳バンドやしおりなどの和雑貨を制作している「工房沙彩(こうぼうさあや)」です。
ご来店いただき、ありがとうございます。
さて本日は、節分厄除詣りの発祥の社として知られる「吉田神社(よしだじんじゃ)」です。
京都の節分祭といえば「吉田神社」! 毎年2月2日~4日の3日間行われます。
コロナ対策のため、ここ2年は縮小されていたようですが、今年(2023年)は例年通り行われたようです。
約800店もの露店が立ち並ぶのも楽しみですが、何と言っても「抽選券付き厄除け福豆」が一番の楽しみでしょう!
協賛商社が賞品を提供するのですが、今年の特賞のひとつが「トヨタ ヤリス」!
くっ 車ですよ!! さすがトヨタ! 太っ腹!
他にも「旅行券10万円」「タブレットパソコン」など、100種類以上の賞品があり、当たる人数は1000人以上ですから、すごすぎます!
(って、福をいただくのに、欲をだしたら、あきませんよね…)
ご利益は「厄除開運・家内安全・方除」
以前にブログで書いた「西院春日神社(さいいんかすがじんじゃ)」「大原野神社(おおはらのじんじゃ)」と同じく、
(読み返していただければ幸いです)
紫式部が愛した、京都・大原野神社(おおはらのじんじゃ)で御朱印
「春日大社」に祀られている、藤原氏の氏神「春日神(かすがのかみ)」の勧請(かんじょう:祭神を他の神社に移すこと)を受けた神社で、859年に平安京の守護神として、都の東北「鬼門」に位置するこの地に創建されたそうです。
当時の藤原家の勢力がわかりますね。
さて、吉田神社の境内にある末社「斎場所大元宮(さいじょうしょだいげんぐう)」の本殿は、八角形で屋根が茅葺(かやぶき)という独特の様式です。
文明16年(1484)に、吉田神社の世襲の神官だった「吉田兼倶(かねとも)」が創建したもので「吉田神道(しんとう)」の教義により宇宙軸を現わしているそうです。
仏教が到来した当初から「神とは仏の仮の姿である」という「本地垂迹(ほんじすいじゃく)説」が、神仏習合(しんぶつしゅうごう:神道と仏教が融合し1つの信仰体系として再構成された宗教現象)の基盤でした。
それを「仏を神の仮の姿」とする「神本仏迹(しんほんぶつじゃく)説」を教えとしたのが「吉田神道」です。
「仏教は花実(かじつ)、儒教は枝葉(しよう)、そして神道は根(ね)である」
この教えは、時の朝廷や幕府の信任を得て、吉田神道は幕末まで神道界に君臨。全国の神社の総帥の地位を占めていたそうです。
そして、こちらには全国の神さま、3132座がすべて祀られているため、すべてのご利益が受けられるとされています。
通常は中門からの参拝となりますが、正月3日間と節分祭、並びに毎月1日に限り、門が開けられるそうです。
皆さまも、ぜひ全国の神さまにお会いになり、ご利益を賜ってくださいませ。
工房沙彩では、願いに応じたご祈願帳を販売しております。
よろしければ、ショップで確認してみてくださいね。