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お坊さんの学校だった! 京都・智積院(ちしゃくいん)で御朱印 プラス お店

京都・智積院(ちしゃくいん)は、真言宗智山派(しんごんしゅうちさんは)の総本山であり、京都市東山七条にあります。

京都 智積院

こんにちは。京都にて、檜(ひのき)の木製御朱印帳やオリジナルの御朱印帳、当社が考案した「ご祈願帳」、御朱印帳バンドやしおりなどの和雑貨を制作している「工房沙彩(こうぼうさあや)」です。

ご来店いただき、ありがとうございます。

智積院 御朱印

本日は、京都市東山七条にある「五百仏山(いおぶさん)根来寺(ねごろじ)智積院(ちしゃくいん)」です。

智積院は、もともと和歌山県にある「根来寺(ねごろじ)」の中に建立された学問所だったそうです。

長承元年(1132)、興教大師(こうぎょうだいし)覚鑁(かくばん)が、高野山に根来寺(当時は「大伝法院(だいでんぼういん)」)を創建されましたが、教義上の対立から高野山を去り、根来山に移られたそうです。

鎌倉時代には、学問の面で栄え、多くの学僧を擁するようになり、巨大な勢力となった根来寺でしたが、それを危惧した豊臣秀吉と対立し、天正13年(1585)の「根来攻め」により全山炎上。智積院の住職と弟子たちは、高野山に逃げ、苦心のすえ、京都東山に再興の一歩をしるしたそうです。

その後、徳川家康により、土地建物が与えられ、名実ともに再興しました。

京都 智積院

拝領されたものに、秀吉が3歳で亡くなった長男鶴松(つるまつ)の菩提を弔うために建立した「祥雲禅寺(しょううんぜんじ)」がありました。

そこには、長谷川等伯(はせがわとうはく)の障壁画(国宝です!)や、利休好みと伝わる名勝庭園があり、公開されています。

秀吉によって根来を追われ、再興の地で秀吉の遺産を引き継ぐなんて、因縁を感じますね。

(家康が知っててやったような気もしますが…)

京都 智積院

智積院の南側には、坂道があります。

この坂道の周辺には、京都女子学園(京都女子中学・高校・大学)があり、朝夕に大勢の女子生徒や学生が上り下りするため、その通学路は親しみを込めて「女坂」と呼ばれています。

そこに、私の学生時代から知っている店が、今も営業されていました!

東山七条 里

レトロな雰囲気で、ボリューム満点!

注文するのは、もちろん王道の、エビフライと「ハンバーグッググー♪」

東山七条 里

女坂には「プリンセスライン」という名のバスが走っています。

京都女子学園行きのバスで、京都駅や四条河原町とを結んでいます。

そしてなんと、このバスは「スクールバス」ではなく「路線バス」なのです!

停車するバス停も少なく、何より真っ赤なボディが「プリンセス」って感じです(笑)

皆さまも、ぜひ利用されてみてはいかがでしょうか。

 

 

工房沙彩では、御朱印帳の和紙を利用して、神さま仏さまとご縁のある和紙たちに、新たに命を吹き込み誕生した商品「和紙香」を販売しております。

ご先祖様にお香と仏花を一度にお供えしていただける商品となっております。

よろしければ、ショップで確認してみてくださいね。

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