大国主命の子供はエビスさま?! 京都・八坂神社の北向蛭子社(きたむきえびすしゃ)で御朱印
京都・八坂神社(やさかじんじゃ)内にある「北向蛭子社(きたむきえびすしゃ)」は、「大国主(オオクニヌシ)命(のみこと)」の子供がご祭神の神社です。
こんにちは。京都にて、檜(ひのき)の木製御朱印帳やオリジナルの御朱印帳、当社が考案した「ご祈願帳」、御朱印帳バンドやしおりなどの和雑貨を制作している「工房沙彩(こうぼうさあや)」です。
ご来店いただき、ありがとうございます。
さて本日も、八坂神社でいただいた御朱印のご紹介です。
今回は「大国主(オオクニヌシ)命(のみこと)」の子供がご祭神の「北向蛭子社(きたむきえびすしゃ)」です。
ご祭神は「事代主(コトシロヌシ)神(のかみ)」
前回紹介させていただいた「大国主社(おおくにぬししゃ)」のご祭神の一柱で、オオクニヌシからの信頼もある神さまです。
(ブログを読み返していただければ幸いです)
ご利益は「商売繁盛(しょうばいはんじょう)」
「蛭子(えびす)社」ですから、そらそうでしょう(笑)
南や東を向いて建てられている社殿が多いのですが、こちらは北向きに社殿が建てられていることから、わざわざ「北向」と付けられているようです。
さて、ではなぜコトシロヌシに「商売繁盛」のご利益があるのでしょう?
それは「コトシロヌシ=エビスさま」だからです。
諸説あるようですが、共通して言えることは「魚釣りが好きだから」!
エビスさまは、ご存じの通り、釣竿と鯛を持っている姿が想像されますよね。
コトシロヌシは、日本で最初に魚釣りをしていた神さまとされています。
前回「大国主社」で紹介した、アマテラスからの使者が来た時にも魚釣りをしていたと記されていましたので、そのことからでしょうか。
そしてこのことから、同一視されるようになったそうです。
って、そんな単純な理由で?!
いえいえ、どんな理由にせよ、全国に「コトシロヌシ=エビスさま」の神社は数多く存在するので、素直に納得しましょう(笑)
ちなみに、同じ七福神の「ダイコクさま」も「オオクニヌシ」と同一視されています。
理由は「大国主」が「だいこく」とも読めるから… だそうです!
工房沙彩では「日本神話」をモチーフにした、檜の木製御朱印帳を販売しておりますので、よろしければ、ショップで確認してみてくださいね。