本殿が並ぶ! 京都・梛神社(なぎじんじゃ)と隼神社(はやぶさじんじゃ)で御朱印
京都・壬生(みぶ)にある「梛神社(なぎじんじゃ)」と「隼神社(はやぶさじんじゃ)」は、本殿が横に並んでいる、珍しい形式の神社です。
こんにちは。京都にて、檜(ひのき)の木製御朱印帳やオリジナルの御朱印帳、当社が考案した「ご祈願帳」、御朱印帳バンドやしおりなどの和雑貨を制作している「工房沙彩(こうぼうさあや)」です。
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さて本日は、京都・壬生にある「梛神社(なぎじんじゃ)」と「隼神社(はやぶさじんじゃ)」です。
壬生(みぶ)といえば、幕末の志士・新選組(しんせんぐみ)の駐屯地があった場所として有名ですね。
梛神社は、平安時代、疫病の流行を鎮めるため、播磨国飾摩(はりまのくにしかま)より「牛頭天王(ごずてんのう)」を勧請し、鎮疫祭を行ったのが起源とされています。
のちに今の祇園社(ぎおんしゃ:八坂神社のことです)に、牛頭天王が遷座されたことから、「元祇園社(もとぎおんしゃ)」と呼ばれるようになったそうです。
「八坂神社(やさかじんじゃ)」については、過去にブログを書いておりますので、ぜひご覧ください。
御主神は「素戔嗚(スサノオ)尊(のみこと)」(HPの通り記載)
(そりゃそうでしょ!)
ご利益は「厄除け」「縁結び」
隼神社は「延喜式(えんぎしき)神名帳」にも名が残る由緒ある神社で、大正七年(1918)に梛神社の境内へ遷座されたそうです。
ちなみに「延喜式」とは、967年に施行された、全50巻からなる法典で、ここに記されている神社は「式内(しきない)」と呼ばれています。
つまり、ここに記されている神社は、1000年以上の歴史ある神社ということですね。
このため、二つの神社の本殿が横に並ぶ、珍しい形式となりました。
(そら「元祇園」VS「延喜式に記された神社」では、どっちも無下にはできひんわ…)
御主神は「武甕槌(タケミカヅチ)神(のかみ)」 (隼大神(はやぶさおおかみ))
(HPの通り記載)
ご利益は「厄除」「病気平癒」
「後に神霊を八坂(今の八坂神社)に遷祀したとき、当地の住人は花を飾った風流傘(ふうりゅうがさ)を立て、鉾を振り、音楽を奏して神輿を八坂に送った」と、境内の立て札には書かれています。
そして、これが「祇園会(ぎおんえ):祇園祭」の起源とされているそうです。
この神社は四条通りに面しており、八坂神社は四条通りの東の突き当り。
さぞかし、華やかなパレードだったでしょうね。
こちらでは、季節ごとの御朱印や、特別の御朱印をいただくことができます。
皆さまも、ぜひお参りしてみてください。
工房沙彩では、スサノオを始め「日本神話」をモチーフにした、木製の御朱印帳を販売しておりますので、よろしければ、ショップで確認してみてくださいね。