疫病退散!八坂神社(やさかじんじゃ)
こんにちは。京都にて、檜の木製御朱印帳やオリジナルの御朱印帳、当社が考案した「ご祈願帳」、御朱印帳バンドやしおりなどの和雑貨を制作している「工房沙彩」です。
ご来店いただき、ありがとうございます。
本日は「祇園さん」と親しみを込めて呼ばれる「八坂神社(やさかじんじゃ」)です。
明治以前は「祇園社」と称されていました。
ご祭神は、
中央に「須佐之男(スサノオ)命(のみこと)」
八坂神社のHPでは「素戔嗚尊」と表記されています。
ちなみに「スサノオ」は、古事記では「須佐之男命」、日本書紀では「素戔嗚尊」と表記されています。
東に奥様の「櫛稲田姫(クシイナダヒメ)命(のみこと)」
(こちらも、日本書紀の表記になっています)
「ヤマタノオロチ退治」の時に助けられ、結婚された姫様です。
(こちらの話は、また後日…)
西にスサノオの八柱の御子(八人の子供)「八柱御子神(やはしらのみこがみ)」。
八柱の御子は、全員クシイナダヒメの御子じゃないのに…!?
と、無粋なことを思っていましたが、八坂神社のHPには、二柱の奥様も一緒に祀られていると、ありました。
(スサノオには、三人の奥様がおられたのです)
スサノオは、その力強さから、疫病を「もたらす」とも「退ける」とも言われています。
それゆえ、後に同じく疫神とされる「牛頭天王(ごずてんのう)」と習合し、八坂神社に祀られることになります。
「牛頭天王」は、お釈迦様が説法を行ったという、古代インドの「祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)」の守護神であり、
又、薬師如来の仮の姿であるとも言われています。
(神様? 仏様? ややこしい話になっています)
ちなみに、八坂神社が行う「祇園祭」は、疫病をもたらす神を、なだめる儀式です。
今年はコロナウイルスの影響で、縮小された祇園祭となりましたが、4月に疫病退散の祈祷が行われ、茅(ち)の輪が登場しています。
(通常は祇園祭の時に登場するんですよ)
工房沙彩では、八坂神社のように、健康祈願の御朱印や病魔退散の御朱印を集めることのできる「ご祈願帳」を販売しておりますので、よろしければ、ショップで確認してみてくださいね。