神さまといえばまず三貴子(さんきし)から
こんにちは。京都にて、檜の木製御朱印帳やオリジナルの御朱印帳、当社が考案した「ご祈願帳」、御朱印帳バンドやしおりなどの和雑貨を制作している「工房沙彩」です。
ご来店いただき、ありがとうございます。
さて、ブログ最初の神様は、やはり「三貴子」です! 「三貴神」とも呼ばれています。
「天照大御神(アマテラスおおみかみ)」
「月読命(ツクヨミのみこと)」
「須佐之男命(スサノオのみこと)」 ですね。
ところで、この三貴子の父上はイザナギだということは有名ですが、母上は、その妻イザナミではないということは、ご存じでしょうか?
(二人が結ばれて誕生したのではない、ということです)
(日本書紀では、母上となっている箇所もあります)
実は三神が誕生される前に、イザナミは亡くなっておられます。
(黄泉国(よもつくに)に旅立たれたのです)
そして事情があって、イザナギが川で禊(みそぎ 身体を清めることです)をし。
左目を洗うと「アマテラス」
右目を洗うと「ツクヨミ」
鼻を洗うと「スサノオ」 が、誕生するのです!
なんてミラクル!
でも、神様は、自分の排泄物や、着ていた服からも、子供が誕生するのです。
そこは「神様だから」と受け止めましょう。
ちなみに、この禊の際、三貴子以外にも、二十三柱の神様が誕生されています (神様は〇柱と数えます)。
ただ、イザナギが、この三神の誕生を大変喜ばれたことは間違いありません。
なので、アマテラスには高天原、ツクヨミには夜の国、スサノオには海原を治めるように命じられたのです。
そして、これ以降、イザナギの子供が誕生した記述は、ありません。
おそらく、立派な子供に恵まれ、満足されたのでしょう(個人的見解です)。
それぞれの神様のことは、また次回…
工房沙彩では、この三貴子をモチーフにした、御朱印帳を販売しておりますので、よろしければ、ショップで確認してみてください。