モテモテの神様 大国主神
工房沙彩(こうぼうさあや)オリジナル「檜の木製御朱印帳・日本神話シリーズ」の神さまのご紹介です。
今回は「大国主(オオクニヌシ)神(のかみ)」です。
こんにちは。京都にて、檜の木製御朱印帳やオリジナルの御朱印帳、当社が考案した「ご祈願帳」、御朱印帳バンドやしおりなどの和雑貨を制作している「工房沙彩(こうぼうさあや)」です。
ご来店いただき、ありがとうございます。
さて本日は、三貴子と共に有名な
「大国主(オオクニヌシ)神(のかみ)」です。
スサノオの六代目の子孫で、
大穴牟遅神(オオナムヂのかみ)
葦原色許男神(アシハラシコオのかみ)
八千矛神(ヤチホコのかみ)
宇都志国玉神(ウツシクニタマのかみ)
という、別名があります。
この神様の神話で有名なのは「稲羽(いなば)の白兎」ですね。
この頃は「オオナムヂ」と呼ばれていたのですが、ややこしいので「オオクニヌシ」でお許しを…
オオクニヌシには大勢の異母兄弟がいました。
この兄弟たちは、美人と評判の稲羽の「八上比売(ヤガミヒメ)」に求婚をしに出かけます。
その時、オオクニヌシに荷物持ちとして、同行するように命じました。
途中の岬で、皮を剥がれて泣いている兎を見つけたオオクニヌシは、可哀そうに思い、治す方法を教えます。
その通りにしたところ、兎の体はすっかりきれいになりました。
喜んだ兎は「あなたがヤガミヒメを貰うでしょう」と予言します。
そして兎が予言した通り、稲羽に着いた兄弟たちにヤガミヒメは、オオクニヌシと結婚したいと伝え、二人は結ばれたのでした。
と、ここで終われば ハッピーエンドなのですが、
これに怒った兄弟たちは、団結してオオクニヌシを殺す計画を立てます。
真っ赤に焼いた岩を、オオクニヌシめがけて落とし、焼き殺したり、大樹の裂け目に誘い込み、挟み殺したりしたのです。
しかし、どちらもオオクニヌシの母上が、生き返らせます。
そして兄弟たちから逃れるため、スサノオのいる「根之堅州国(ねのかたすくに)」に、ひとり行くことになります。
さあ、オオクニヌシは、どうなるのでしょう。
続きはまた後日…
工房沙彩では、オオクニヌシをモチーフにした、御朱印帳を販売しておりますので、よろしければ、ショップで確認してみてくださいね。