モテモテの神様 大国主神2
工房沙彩(こうぼうさあや)オリジナル「檜の木製御朱印帳・日本神話シリーズ」の神さまのご紹介です。
今回は「大国主(オオクニヌシ)神(のかみ)」第二弾です。
こんにちは。京都にて、檜の木製御朱印帳やオリジナルの御朱印帳、当社が考案した「ご祈願帳」、御朱印帳バンドやしおりなどの和雑貨を制作している「工房沙彩(こうぼうさあや)」です。
ご来店いただき、ありがとうございます。
さて、本日は「大国主(オオクニヌシ)神(のかみ)」第二弾です。
この頃もまだ「オオナムヂ」と呼ばれていますが、ややこしいので「オオクニヌシ」とします。
「根之堅州国(ねのかたすくに)」に着いたオオクニヌシは、スサノオの娘である「須勢理毘売(スセリビメ)」と出会い、すぐに恋に落ちます。
(オオクニヌシは、スサノオの六代目の子孫で、スセリビメは、スサノオの娘… 神様って不思議!)
そしてスセリビメは、スサノオにオオクニヌシを紹介するのですが、スサノオはオオクニヌシを見ると、
「葦原色許男(アシハラシコオ、地上の世界の醜男という意味)」と呼び、その後、いろいろな試練を与えるのです。
(自分の身内なのに…)
それでも、オオクニヌシはスセリビメの助けを借りながら、試練を乗り越えていきます。
そして、スサノオが油断をしている隙に、二神は逃げ出します。
スサノオは黄泉国(よもつくに)の入口まで追っていきますが、あきらめて
「これからは、オオクニヌシ神と名乗って出雲の国を治めよ」
(本当は、もっといろいろなことを言っておられますが…)
と、告げられました。
と、ここで終われば やっとハッピーエンドとなるのですが、
みなさん、忘れてませんか?
稲羽の国で結婚した「ヤガミヒメ」のことを。
待ち続けたオオクニヌシは、黄泉国から別の妻を連れて戻ってこられたうえ、スサリビメの嫉妬は激しく、恐れを感じたヤガミヒメは、生まれたての子供を置いたまま、稲羽の国に戻ってしまわれます。
又、オオクニヌシは、各地で多くの妻をもったため、スセリビメの嫉妬に、苦しむことになるのです。
(それでも恋はやめられない。神様はすぐ恋してしまう方が多いです)
大国主の神話は、まだまだ続きます。機会があれば、また…
工房沙彩では、オオクニヌシをモチーフにした、御朱印帳を販売しておりますので、よろしければ、ショップで確認してみてくださいね。