大鬼神がおられる、京都・大将軍八神社で御朱印
こんにちは。京都にて、檜の御朱印帳やオリジナルの御朱印帳、当社が考案した「ご祈願帳」、御朱印帳バンドやしおりなどの和雑貨を制作している「工房沙彩」です。
ご来店いただき、ありがとうございます。
「西大路七福社ご利益めぐり」4番目の紹介は、大将軍八神社(だいしょうぐんはちじんじゃ)です。
ご利益は「方除け、厄除け」
平安京遷都の後、桓武天皇は陰陽道(おんみょうどう:古代中国の自然哲学思想を日本で独自に発展させた呪術や占術)により、
方位の厄災を解除するために大将軍を祭神とする、4つの社を四方に置いたそうです。
その西に鎮座するのが、大将軍八神社です。
なので、ご祭神は「大将軍」。八将神(はっしょうじん:陰陽道の神で、方位の吉凶を司る八神の総称)の一柱で、魔王天王とも呼ばれる大鬼神だそうです。
なんとなく、怖い神さまのような気配が…
大将軍は、金星に関連する星神で、金は刃物に通じ、荒ぶる神として、特に暦や方位の面で恐れられたそうです。
大将軍のおられる方角は万事に凶とされ、3年間変わらないため「三年塞(ふさ)がり」と呼ばれるそうです。
ちなみに2021年は「西」におられるそうですよ。
「ほんなら3年間、西の方角で何もできひんやん!」と、お困りの方は、ご安心を。
なんと大将軍は、他の方角に遊びに行かれる時があるのです。
その時に、お清めをしてもらうと、その方角での建築や引っ越しなどの事を始めても大丈夫なのだそうです。
大将軍は、素戔嗚(スサノオ)尊(のみこと)と同一視されることから、ご祭神には五男三女の御子も祀られています。
この御子八神と八将神が習合して「大将軍八神社」と呼ばれるようになったそうです。
大将軍八神社には、方徳殿と呼ばれる宝物庫があります。
中には、平安中期から鎌倉時代にかけて奉造された八十体の大将軍神像群が立体星曼荼羅様に安置されています。
開館される日時は決まっているようですが、問い合わせをすれば受付けてくださるそうです。
全国的にも珍しいそうなので、ぜひご覧になってくださいね。
工房沙彩では、願いに応じたご祈願帳を販売しております。
よろしければ、ショップで確認してみてくださいね。