小さい神社も癒される♡ 京都・猿田彦神社(さるたひこじんじゃ)で御朱印
京都市右京区にある「猿田彦神社(さるたひこじんじゃ)」は、別名「山之内庚申(やまのうちこうしん)」とも呼ばれています。
こんにちは。京都にて、檜(ひのき)の木製御朱印帳やオリジナルの御朱印帳、当社が考案した「ご祈願帳」、御朱印帳バンドやしおりなどの和雑貨を制作している「工房沙彩(こうぼうさあや)」です。
ご来店いただき、ありがとうございます。
さて本日は、全国にも数多くある「猿田彦神社(さるたひこじんじゃ)」です。
(京都だけでも「猿田彦神社」は三社あります!)
ご祭神は神社名の通り「猿田彦(サルタヒコ)大神(おおかみ)」
以前「出雲大神宮(いずもだいじんぐう)」のブログで「国譲り」について少し書かせていただきましたが、
「大国主(オオクニヌシ)命(のみこと)」から葦原中国(あしはらのなかつくに:人間界のこと)を譲られた「天照(アマテラス)大御神(おおみかみ)」は、孫である「邇邇芸(ニニギ)命(のみこと)」を地上に降ろすことにします。
ニニギは、あのどうしようもない神さまですね。
(詳しくは「木花佐久夜毘売(コノハナサクヤヒメ)」「石長比売(イワナガヒメ)」のブログをご覧ください)
サルタヒコは、その際に道案内をした神さまです。
ちなみに、ニニギはここでもやらかします!
サルタヒコは、鼻が長くて背も高く、鋭い目に赤い顔をしていたそうです。
(天狗の原型とする説もあるそうです)
そのため疑って、一緒にいた女神さまに命じ、色仕掛けを使わせ試したそうです。
(ホンマに見る目のない神さま、ニニギやわ!)
そんなことには目もくれず
(その後、その女神さまと結婚したそうですが…(笑))
無事、地上に道案内をしたため、ご利益は「人生開運」「事業開運」です。
さて、この猿田彦神社は、別名「山之内庚申(やまのうちこうしん)」とも呼ばれ「庚申信仰」発祥の地とも言われています。
「庚申信仰」とは、「庚申(かのえざる):干支(かんし、えと)すなわち十干(じっかん)・十二支(じゅうにし)の60通りある組み合わせのうちの1つ」の日、
人の体内にいる三尸(さんし)という虫が、庚申の夜・人が眠ると天に昇り、天帝にその人の罪を告げ、天帝はその罪によって寿命を決めたため、その夜は眠らないで身を慎む
というものだそうです。
(どんな虫やねん!(笑))
今でも、ここ猿田彦神社では、初庚申の日には「護摩焚き神事」が行われるそうですよ。
普段はひっそりとしている小さな神社ですが、
(庚申の日以外は社務所が閉まっているそうです。御朱印は「西院春日神社(さんいんかすがじんじゃ)」でいただけます)
境内には、樹齢700年を超すとされる「庚申楠(くすのき)」が立っており、パワーがいただけます。
ぜひ、参拝してみてくださいね。
工房沙彩では、アマテラスを始め「日本神話」をモチーフにした、檜の御朱印帳を販売しておりますので、よろしければ、ショップで確認してみてくださいね。