美容の神さま?! 京都・八坂神社の美御前社(うつくしごぜんしゃ)で御朱印
京都・八坂神社(やさかじんじゃ)内にある「美御前社(うつくしごぜんしゃ)」は、ご祭神が容姿端麗(ようしたんれい)であったとの言い伝えから「美容の神さま」として有名な末社です。
こんにちは。京都にて、檜(ひのき)の木製御朱印帳やオリジナルの御朱印帳、当社が考案した「ご祈願帳」、御朱印帳バンドやしおりなどの和雑貨を制作している「工房沙彩(こうぼうさあや)」です。
ご来店いただき、ありがとうございます。
さて本日は、前回の予告通り、八坂神社でいただいた御朱印のご紹介です。
最初は、私の一番のおすすめ!
ご祭神が、容姿端麗(ようしたんれい)であったとの言い伝えから、美容の神さまとして信仰が厚く、女性の参詣が多い「美御前社(うつくしごぜんしゃ)」です。
社名からして、うつくしいやん!
ご祭神は
「多岐理毘売(タギリビメ)命(のみこと)」
「多岐津比売(タギツヒメ)命(のみこと)」
「市杵島比売(イチキシマヒメ)命(のみこと)」
(八坂神社のHP通りに表記しています)
以前、市比賣神社(いちひめじんじゃ)のブログでも書きましたが、三柱とも「須佐之男(スサノオ)命(のみこと)」の御子です。
美人三姉妹ということになりますね。
その誕生のお話ですが…
「天照(アマテラス)大御神(おおみかみ)」に疑われたスサノオ。
身の潔白を証明するために、互いに生んだ子供を比べる誓約(うけい、神意を占う儀式)を行うことにします。
その結果、アマテラスがスサノオの剣をかみ砕き吐き出すと、三柱の女神が、
スサノオがアマテラスの勾玉をかみ砕き吐き出すと、五柱の男神が誕生しました。
アマテラスが「持ち主が親だ」と判断したので、スサノオは女神が御子ということになり、それを聞いたスサノオは
「私の心は清らかで、なんの隠し事もなかったから、心優しい女の子が生まれた!」
と言って、身の潔白を証明されたそうです。
まあ、このあとスサノオは調子にのって、アマテラスが住む地を荒らしまくり、それがもとで、アマテラスは「天石屋戸(あめのいわやど)」に閉じこもられることになるのですが…
(市比賣神社(いちひめじんじゃ)のブログも読み返していただければ、幸いです)
スサノオとその奥さまとの間に誕生した御子ではないので、本殿には祀られておられませんでしたが、ちゃんとここに祀られておられました!
そしてご利益は「美容祈願」
ズバリそのまんま!(笑)
社前には、ご神水「美容水」が湧き出ています。
この美容水を肌に数滴つけると、身も心も綺麗になるという言い伝えがあるそうです。
この日も、髪をキレイに結い上げたお茶屋のお母さん(芸妓さんや舞妓さんがいる店の女将さんですね)や、夜のお仕事のお姉さん(だと思われる人)が、参っていました。
八坂神社内にある数ある末社の中でも、人が多く並んでいるので、わかりやすいと思います。
ぜひ参って、キレイを手に入れましょう!
工房沙彩では「日本神話」をモチーフにした、檜の木製御朱印帳を販売しておりますので、よろしければ、ショップで確認してみてくださいね。