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コノハナサクヤヒメのお子様がご祭神! 鹿児島神宮(かごしまじんぐう)で御朱印

鹿児島県にある「鹿児島神宮(かごしまじんぐう)」は、ニニギとコノハナサクヤヒメの間に誕生したお子様がご祭神で、その孫にあたる初代天皇「神武(じんむ)天皇」が、祖父の宮居を神殿として祀ったものと伝えられています。

こんにちは。京都にて、檜(ひのき)の木製御朱印帳やオリジナルの御朱印帳、当社が考案した「ご祈願帳」、御朱印帳の和紙に新たな命を吹き込んだ「和紙香(かみこう)」「和紙華(かみか)」、御朱印帳バンドやしおりなどの和雑貨を制作している「工房沙彩(こうぼうさあや)」です。

ご来店いただき、ありがとうございます。

お久しぶりです。京都は相変わらず、観光客の方々で賑わっております。

これから紅葉が始まるので、どうなってしまうのか…(汗)

それが理由ではないのですが、先日、鹿児島県にある「鹿児島神宮」に参拝してきましたので、ご紹介させていただきます。

ご祭神は「彦火火出見尊(ヒコホホデミのみこと)」と、奥様の「豊玉比売命(トヨタマヒメのみこと)」。

(鹿児島神宮HPの通りに記載)

ヒコホホデミの別名は「山幸彦(やまさちひこ)」といい、

あの(笑)「邇邇芸命(ニニギのみこと)」と「木花佐久夜毘売(コノハナサクヤヒメ)」との間に生まれた神さまです。

(この二神について、過去に書いておりますので、読んでいただければ幸いです)

美しい女神さま、木花佐久夜毘売(コノハナサクヤヒメ)命(のみこと)

さて、二神の三男である山幸彦は、狩猟を生業としていました。

(神さまも仕事をするんですね)

ある日、長男で漁を生業としていた「海幸彦(うみさちひこ)」に懇願し、釣り道具を貸してもらいましたが、釣り針を海中に落としてしまいました。

そのため、山幸彦は海幸彦に許しを乞いましたが、許してもらえませんでした。

嘆き悲しんでいる山幸彦の前に「塩椎神(シオツチノカミ)」が現れ「綿津見神(ワタツミノカミ)の宮」へ行くように教えます。

(ワタツミノカミは海神で、その宮殿は、海のはるかかなたにある理想郷と考えられていたそうです)

(龍宮城か?!)

海神の宮殿に行った山幸彦は、海神の娘・トヨタマヒメと出会い、結婚します。

そして、三年の月日が流れましたが、この国にやってきた目的を思い出し(やっと!)釣り針を見つけ、地上に戻るのでした。

… まるで、浦島太郎やね(笑)

しかし、ご安心ください。山幸彦はおじいさんにはならず、トヨタマヒメとの間には子供も生まれました。

ニニギは、山の神の娘であるコノハナサクヤヒメと結婚し、その息子のヒコホホデミは、海の神の娘であるトヨタマヒメと結婚。

つまり、山と海、両方の霊力を得て、初代神武天皇へとつながり、天下を支配することになるのだそうです。

鹿児島県内には、ニニギ・ヒコホホデミ、そしてその子供「鵜葺草葺不合(ウガヤフキアエズ)命(のみこと)」が眠られる陵墓(りょうぼ:皇族のお墓)が、それぞれ点在するそうです。

(宮内省管轄! ちゃんと認められています!)

天から神さまが降り立ち、そして活躍された土地へ、皆さまも、ぜひお参りしてみてはいかがでしょうか。

 

檜

工房沙彩では、アマテラスを始め「日本神話」をモチーフにした、御朱印帳を販売しておりますので、よろしければ、ショップで確認してみてくださいね。

コノハナサクヤヒメもあります!

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