明智家の菩提寺 西教寺
こんにちは。京都にて、檜の御朱印帳やオリジナルの御朱印帳、当社が考案した「ご祈願帳」、御朱印帳バンドやしおりなどの和雑貨を制作している「工房沙彩」です。
ご来店いただき、ありがとうございます。
さて本日は、前回の予告通り「西教寺(さいきょうじ)」です。
正しくは「戒光山兼法勝(かいこうざんけんほっしょう)西教寺」
天台真盛宗(てんだいしんせいしゅう)の総本山です。
聖徳太子が恩師のために創建されたと伝えられています。
(ということは、飛鳥時代!?)
明智光秀との関わりですが…
織田信長の比叡山焼き討ちの際、西教寺も被害にあいます。しかし坂本城の城主となった光秀は西教寺の檀家となり、復興に力を注ぎました。そのため、西教寺境内には、明智一族の墓があります。
本堂には、重要文化財の阿弥陀如来坐像が安置されています。平安時代・定朝様式と記されていますが、温和な表情に癒され、包まれるような気持ちになります。
そんな中、鉦(かね)の音が聞こえてきました。見ると、僧侶が黙々と念仏を唱えておられます。
宗祖の真盛(しんせい)上人は、西教寺を「不断念仏(日時を決めて昼夜関係なく念仏を唱えること)の道場とされた」と記してありましたので、現代でも続けておられるのでしょうか。身が引き締まる思いがしました。
その宗祖の大師殿の前にある唐門に、麒麟を見つけました!
なぜ麒麟が彫られているのかは、わからないそうですが…
西教寺の境内は広く、見飽きることなく過ごせます。特に庭園と回廊の織り成す景色は、その場を離れるのがもったいなく感じるほどでした。
工房沙彩では、明智光秀をモチーフにした、御朱印帳を販売しております。
よろしければ、ショップをご覧になってくださいね。