初代源氏は恋愛の神さま!? 京都・六孫王神社(ろくそんのおうじんじゃ)で御朱印
「京都十六社朱印(きょうとじゅうろくしゃしゅいん)めぐり」紹介シリーズ。
今回は、六孫王神社(ろくそんのおうじんじゃ)の御朱印を紹介させていただきます。
こんにちは。京都にて、檜(ひのき)の御朱印帳やオリジナルの御朱印帳、当社が考案した「ご祈願帳」、御朱印帳バンドやしおりなどの和雑貨を制作している「工房沙彩(こうぼうさあや)」です。
ご来店いただき、ありがとうございます。
「京都十六社朱印めぐり」本日の紹介は、六孫王神社(ろくそんのおうじんじゃ)です。
ご利益は「出世開運(しゅっせかいうん)・家運隆昌(かうんりゅうしょう)・守護神(しゅごじん)」
ご祭神は、「六孫王(ろくそんのおう)大神」 源経基(みなもとのつねもと)です。
清和(せいわ)天皇の第6皇子を父として生まれ、経基(つねもと)と名づけられましたが、皇室では六男の「六」と天皇の「孫」ということで「六孫王」と呼ばれていたそうです。
現在の社地に住居を構えておられ、臨終に臨み
「霊魂滅するとも、龍(神)となり、西八条の池に住みて、子孫の繁栄を祈るゆえに、この地に葬れ」
と遺言されたため、この地に六孫王神社が創建されたそうです。
また、十五才で元服された時に「源(みなもと)」の姓を賜わられ「清和源氏(せいわげんじ)」の初代とされています。
ちなみに「清和源氏」とは、清和天皇の皇子や諸王(しょおう:皇族に認められていない皇子など)を祖先とする「源氏氏族」で、鎌倉幕府を開いた「源頼朝(みなもとのよりとも)」も、この氏族となります。
龍となった六孫王がおられる境内中央の「神龍池」には、石造りの太鼓橋がかかっており「恋のかけ橋」と呼ばれています。
六孫王神社の神さまのお使いが「鯉=恋」であること、そして恋の和歌を詠んでおられることから「恋愛成就」のパワースポットともされています。
(雨の日は滑るので注意しましょう(笑))
新幹線開通により、狭められたという境内ですが
(確かに、新幹線が近くを通っています)
季節によって、いろいろな景色が見られるようです。
皆さまも、ぜひお参りをしてみてくださいね。
工房沙彩では、願いに応じたご祈願帳を販売しております。
よろしければ、ショップで確認してみてくださいね。