熊野三山・熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)で御朱印
和歌山県にある「熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)」は「那智の滝」への信仰が起源の神社です。
こんにちは。京都にて、檜(ひのき)の木製御朱印帳やオリジナルの御朱印帳、当社が考案した「ご祈願帳」、御朱印帳バンドやしおりなどの和雑貨を制作している「工房沙彩(こうぼうさあや)」です。
ご来店いただき、ありがとうございます。
さて、遅い夏休みをいただき、和歌山県にある「熊野三山(くまのさんざん)」を巡ってまいりました。
「熊野三山」とは「本宮大社(ほんぐうたいしゃ)」「速玉大社(はやたまたいしゃ)」「那智大社(なちたいしゃ)」の総称です。
また、下記のブログで、熊野について書いておりますので、読んでみてくださいね。
熊野三山(くまのさんざん)とは? 京都熊野神社(きょうとくまのじんじゃ)で御朱印
熊野権現(くまのごんげん)とは? 京都・熊野若王子神社(くまのにゃくおうじじんじゃ)で御朱印
八咫烏(やたがらす)!? 京都 ・新熊野神社(いまくまのじんじゃ)で御朱印
本日は「熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)」です。
ご祭神は、「熊野三山」に共通する「熊野十二所権現(くまのじゅうにしょごんげん)」と呼ばれる神々、十二柱と共に、那智の滝であられる「大己貴神(オオナムチのかみ)」が祀られています。
主祭神は「熊野夫須美大神(クマノフスミのおおかみ)」
過去のブログでも書きましたが「日本の神さまは、仏さまが仮の姿で現れたもの」とする思想により、クマノフスミは「千手観音(せんじゅかんのん)」でもあられます。
「ふすみ」とは「結(むすび)」に通じ、万物を生成・育むご神徳が高く「伊弉冉(イザナミ)尊(のみこと)」ともされています。
熊野那智大社から少し離れた場所に「飛瀧神社(ひろうじんじゃ)」があります。
「神武(じんむ)天皇」が、熊野灘(くまのなだ)から那智の海岸に上陸された際、那智の山に光が輝くのを見て、この大瀧を探り当て、神として祀るようになった、とされています。
那智の滝がご神体のため、拝殿や本殿はありません。
高さ133m、銚子口の幅13m、滝壺の深さ10m以上ある、日本一の高さを誇る滝だそうです。
… そら、崇めたくなるわ(笑)
317年に、熊野那智大社に遷られたと伝えられています。
那智の滝を一番近く、真正面で拝観できる観覧舞台もあります(有料です…)。
「延命長寿の水」と伝えられている、滝壺の水を飲むこともできるそうです。
熊野那智大社と飛瀧神社の間には、熊野古道を感じさせるような道があります。
ご参拝なさった際には、ぜひ歩いてみてくださいね。
工房沙彩では「日本神話」をモチーフにした、檜の木製御朱印帳を販売しております。
よろしければ、ショップで確認してみてくださいね。