京都の紅葉です!
こんにちは。京都にて、檜(ひのき)の木製御朱印帳やオリジナルの御朱印帳、当社が考案した「ご祈願帳」、御朱印帳バンドやしおりなどの和雑貨を制作している「工房沙彩(こうぼうさあや)」です。
ご来店いただき、ありがとうございます。
さて本日は、うちの職人さんが撮影した紅葉を、ご紹介したいと思います。
まずは「北野天満宮」です。
「このたびは 幣(ぬさ)も取りあへず手向山(たむけやま) 紅葉のにしき神のまにまに」
皆さまも、聞いたことがありますよね。百人一首の24番目、菅原道真の和歌です。
この和歌は、宇多上皇(うだじょうこう)が奈良におでかけになったときに、旅の安全を祈って詠まれた歌なので、ここ北野天満宮とは関係ないのですが(笑)
ただ、道真公が紅葉の美しさに感銘を受けておられたことは、間違いありません。
時は流れて桃山時代、豊臣秀吉公は洛中洛外の境界、水防のための土塁「御土居(おどい)」を築きました。
その一部が残る境内の西の一帯が、現在、約350本の紅葉を有する名所「もみじ苑」となっています。
さて、次は「大雲院(だいうんいん)」です。
織田信長と、その子信忠の菩提を弔うために創建されたそうで、1972年に現在の場所に移転されたそうです。
本堂の裏にある、祇園祭でおなじみの「山鉾(やまほこ)」をイメージして建てられた塔は「祇園閣(ぎおんかく)」と名付けられ、最上階から京都市街が一望できます。
紅葉の時期になり、京都の観光地は大勢の人が訪れており、やっと京都らしさが戻ってきたように感じます。
どうぞ、この状態が続きますように…