芸能人御用達! 京都・車折神社(くるまざきじんじゃ)で御朱印
京都・車折神社(くるまざきじんじゃ)は、嵐山の東に位置する、芸能人がお参りすることで有名な神社です。
こんにちは。京都にて、檜(ひのき)の木製御朱印帳やオリジナルの御朱印帳、当社が考案した「ご祈願帳」、御朱印帳バンドやしおりなどの和雑貨を制作している「工房沙彩(こうぼうさあや)」です。
ご来店いただき、ありがとうございます。
さて本日は、嵐山の東にある「車折神社(くるまざきじんじゃ)」です。
ご祭神は「清原頼業(きよはらよりなり)公」
ご利益は「約束を違えないこと」 様々な約束事を守ってくださるそうです。
でも… 誰やねん!? って思いましたよね。
(少なくとも、私は思いました(笑))
平安時代後期の儒学者で、天武(てんむ)天皇の血筋の方だそうです。
とても賢い方だったそうで、一族には、枕草子(まくらのそうし)の作者・清少納言(せいしょうなごん)もおられます。
なので、境内には「清少納言社」があります。
(ご利益は「才色兼備:すぐれた才能と美しい容姿を持っていること」です!)
「車折神社」の社名ですが…
後嵯峨(ごさが)天皇を乗せた牛車(ぎっしゃ)の轅(ながえ)が社前で折れ、動かなくなったことから、ご神威を畏れ、門前右側の石を「車折石(くるまざきいし)」と呼んで、「正一位車折大明神」の神号を贈られたことが由来だそうです。
それゆえ、車折神社では「石」に対する信仰が厚く、石をモチーフにした円錐形の立砂がある「清めの社(きよめのやしろ)」では、悪い運気や因縁を浄化し、心身を清めてくれるそうです。
(このパワーは、境内全体に充満しているそうですよ!)
また、神主がおはらいをした石が入ったお守り「祈念神石(きねんしんせき)」は、願い事を叶えてくださるそうです。
そして、願い事が叶ったら、拾った石にお礼を書いて本殿前に納めるそうです。
確かに、たくさんの石が納めてありましたわ。
ちなみに、祈念神石は、お守りとして返納するそうです。
さて「車折神社」の境内には「芸能神社」があります。
(「車折神社」を有名にしたのは「芸能神社」だと私は思ってます(笑))
ご祭神は「天宇受売(アメノウズメ)命(のみこと)」
以前「猿田彦神社(さるたひこじんじゃ)」のブログで少し書かせていただいた「猿田彦(サルタヒコ)大神(おおかみ)」に色仕掛けをし、その後奥さまになられた女神さまです。
(機会があれば、この女神さまのことも詳しく書きたいと思っています)
神社を取り巻くように奉納されている朱色の玉垣(たまがき)には、有名芸能人の名前がズラリと並んでいます。
もちろん誰でも奉納できますので、一般の方の隣に有名人なんてこともあり、それを知らず「この人誰やったやろ?」と悩む光景もよく見られます。
皆さまも、ぜひご参拝になって、有名芸能人の玉垣を探してみてくださいね。
ただし、画像にもありますが、「車折神社」=「芸能神社」ではありませんので、「車折神社」へのお参りも忘れずにお願いします!
工房沙彩では「日本神話」をモチーフにした、檜の御朱印帳を販売しておりますので、よろしければ、ショップで確認してみてくださいね。