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2020年 五山の送り火

こんにちは。京都にて、檜の御朱印帳やオリジナルの御朱印帳、当社が考案した「ご祈願帳」、御朱印帳バンドやしおりなどの和雑貨を制作している「工房沙彩」です。

ご来店いただき、ありがとうございます。

さて、京都の8月のビッグイベントといえば「五山(ござん)の送り火」!

「大文字焼き(だいもんじやき)」とも呼ばれていますが、

京都の送り火は「焼(や)く」のではなく「焚(た)く」のです!

東山如意ヶ嶽の「大文字」

松ケ崎西山(万灯籠山)と東山(大黒天山)の「妙法(みょうほう)」

西賀茂船山の「船形(ふながた)」

大北山にある大文字山の「左大文字(ひだりだいもんじ)」

嵯峨鳥居本曼荼羅山の「鳥居形(とりいがた)」

「いつから」「誰が」には諸説あるみたいなので、よくわかりませんが、お盆に帰って来られたご先祖様が、あの世に無事戻られるように焚く「五山の送り火」。

そのため、小さい頃は送り火が人魂に見えて怖かった記憶があります。

学生の頃は、浴衣を着て彼氏と出かける、嬉し恥ずかしのスポットとなり、社会人になってからは、お盆休みが終わり、明日から仕事かという、ため息の時間。

今年はコロナウイルス感染拡大防止のため、規模を大幅に縮小して行われましたが、当社からは見ることができました。

ご先祖様が、無事戻られたことを祈るばかりです。

来年は、いつものお姿が拝観できますように…

 

松ケ崎東山(大黒天山)「法」の送り火の下にある「妙円寺」さん。ご縁があり、御朱印帳を作っていただいております。

よろしければ、「実績紹介」のコーナーで、ご覧になってくださいね。

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